2018年マンション総合保険の見直しの基本、保険金、補償内容、保険会社見直しの比較検討方法は?
2018年4月以降のマンション保険改訂はまだ出そろっていないが、マンション総合保険の基本的な見直し方法をまとめてみた。
近年のマンション総合保険(マンション保険)の見直し方法はのポイントは3点ある。それは
① 築年数により保険料が高騰する点
② 保険会社により、保険料が異常に違う点(5社の比較検討は必須)
③ 日新火災のマンション管理適正化診断を受けることは必須
の3点でマンション住民に法外な保険料負担となっているケースもあるので、基本に沿った見直し方法、比較検討を間違わないようすることが肝心だ。
現時点で最良と思われるマンション総合保険(マンション総合保険)の見直し、比較検討方法についてPIA流にまとめてみた。
マンション総合保険(マンション保険)の保険金の適正化
マンション保険で保険金を決めなければならない項目は4つある。その4つについて明確な説明はできるのか?
【マンション総合保険(マンション保険)の4つの保険金】
①建物の保険金(共有部)
②個人賠償責任保険金
③施設賠償責任保険金
④建物の地震保険金(建物の保険金の約40%前後で決定)
*建物の価格≠再調達価格 :間違いやすいので棟注意です。
マンション保険の保険金ってすごく適当な決め方がされている。マンションは全焼しないからという理由だけで、保険金を極端に下げてしまっているマンションが多い。
今まではマンションは燃えないので、再調達価格(共有部分の価格)の付保率を60%にして保険金を決めるなんてことをしていたが、すごく根拠のない適当な保険金決定方法だ。特に、最近損害保険会社では「付保率」とう概念を使わないようになった。付保率って概念が残っているのはS社のみで、他の損害保険会社は保険金を決めて直接保険金を入力する方法にすでに変わってしまっている。
いまだに管理会社や、管理会社の保険部や一部の方は「付保率」を使われているようだが、保険は生命保険も損害保険も「保険金」を決める事から、保険の見直しが始まります。
つまり、貴方のマンションに必要な保険金はいくら?
という事から見直しがスタートします。生命保険でポートフォリオで必要な補償額を求めて、「貴方に必要な補償は6000万円です」とファイナンシャルプランナーや保険の営業が言いますが、人間は急には死なないから「付保率60%」をかけて3600万円の補償でいいですね!
などというような不合理な保険金の決め方をあなたのマンションでは営々とやってきているのです。
貴方のマンションの保険金の決め方本当にそういう決め方でいいのですか?いざという時、本当にその保険金で大丈夫なのでしょうか?
マンションは全焼はしないかもしれないが、全壊もしくは大きな損傷を受ける確率も「0」ではありません。そのための万が一を考えた確率が少しでもあるのなら、管理食い合いで検討すべく一番大事な事なのです。そのための保険がマンション総合保険なのです。安易に保険金を下げてしまうと、その万が一に対応できないことになります。
貴方のマンションに必要な保険金はいくらですか?
明確な答えがほしい場合は、PIAまでご連絡ください。
個人賠償保険、施設賠償保険、地震保険の保険金にも明確に決定する根拠があるのです。過去、その保険金の決め方が一番いい加減だったのが、マンション総合保険(マンション保険)の保険金だったのです。
保険料の比較検討に必要な保険会社の数は?
マンション総合保険(マンション保険)の比較検討なのですが、比較検討する前にまずやらなければいけない事があります。
【比較検討する前に必要な2つの準備】
①4つの保険金を決める
②必要な補償内容を決める
の2点になります。
【比較検討する保険会社5社】
現時点(2017年7月)でマンション総合保険の比較検討は5社で実施するのが必須となります。
S社
A社
M社
T社
日新火災(マンション管理適正化診断が必須)
の5社での比較検討が必須となります。日新火災は、マンション管理適正化診断を、マンション管理士によって受けることが見積もり提案の必須となる特別な会社の為、実名での表記とさせていただきました。
マンションの管理状況を、第三者のマンション管理士が実施し、その査定結果により、保険料を計算するという、画期的な商品です。つまり。マンションの管理状況によってリーズナブルな保険料が提示してもらえるという、他社の築年数による一律の保険料とは一味違った仕組みです。
*2018年より、日新火災で、マンション管理適正化診断でS評価を受けたマンションの専有部の火災保険を5%割り引かれるという制度が始まりました。詳細はPIAまでお問い合わせください。
【マンション保険の2つのタイプでの比較】
マンション保険には、掛け捨てタイプと積立タイプの2つのタイプがあります。
①掛け捨てタイプでの比較検討(5社)
②積立タイプでの比較検討4社(日新火災は積立タイプ無)
一般的に、積立タイプの保険料の方が、掛け捨てタイプの保険料より安くなりますが、その積立タイプより、日新火災で高評価を得たマンションの掛け捨てタイプの実質掛け捨て保険料が安くなるケースもあるので、最終的に①②と合わせて比較検討することが大事になります。
保険の出口の臨時費用と自己負担額はいくらがいいのか?
さて、いざ事故が起こった場合に、追加で管理組合から出る費用と、おまけで管理組合に入ってくる費用があります。
【保険金請求時(事故時)の管理組合の追加費用】
①管理組合から出費する費用→免責金額(自己負担額)
②管理組合に入ってくる費用→臨時費用特約10%~30%(保険会社により違う)
保険の見直しをする時、保険料を安くするために、①の免責金額を5万とか10万とか20万にする管理組合様がありますが、結果的に免責金額以下のマンションの事故件数が多い順から保険金を受け取れなくなります。ですから、自己負担額は「0」もしくは「1万円」に設定しておくのが管理組合様の事故時の負担軽減に有効です。
②の臨時費用特約は、対象になる事故の場合、保険会社が保険会社が支払いの決定の出た金額に10%(特約で10%の臨時費用を付けていた場合)のおまけをして管理組合に支払ってくれます。つまり、100万円×10%=10万円。この費用を使って認定されなかった費用の補てん、余分に使った雑費などの補てんに使う事が可能です。
臨時費用特約は、ついていないマンションも多いので是非チェックしておく必要があります。ネットなどでも、必要ないという意見を述べられている方もいますが、保険事故があるという前提なら、是非特約を付加しておく事をお勧めします。
意外と難しいマンション保険の見直し作業
以上、マンション総合保険(マンション保険)でベストな選択をしようと思うと、随分と大変な作業を伴います。つまり面倒なのです。
【マンション総合保険(マンション保険)見直しで面倒な事】
①5社の見積もりを全部集められない。(管理会社では集まらない場合が多い)
②日新火災の代理店が分からない(管理会社は殆ど代理店になっていない)
③5社すべて取り扱いのある代理店が見つけられない
④マンション保険に詳しい代理店が少ない
の4点になります。
PIAは上記4点すべてをクリアした、マンション総合保険専門の総合保険代理店(損害保険9社取り扱い)です。日新火災の、マンション管理適正化診断も、PIAからの依頼で実施しています。是非ご用命ください。
byマンション保険見直し得意のす~さん(へなちょこ社長)
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by鈴木洋二
マンション総合保険の保険ソムリエPIA
医療保険がん保険の保険のソムリエPIA、保険のソムリエサポートセンタ-
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