真因(本質)追及なぜ五回!!トヨタ生産方式語録より!す~さん大好きなんです・・・
ユニ・チャーム所属時に、トヨタの生産方式を導入し、会社の在庫が激減し、生産方法が画期的に変化したのを覚えている。業界では初めて、営業の現場にもトヨタの生産法方式を導入すべく怒鳴られながら悪戦苦闘しながらトライしていったのを思い出す。
眼で見る管理、月末ドン、資源は有限企業は無限、平準化、標準作業、工程表、横展開、45度線管理、物流の平準化など少し記憶が怪しくなっているが、かなり難易度の高いチャレンジを社員一丸となってトライしたものだ。今のユニ・チャームの成長発展の本質は、このトヨタ生産方式導入によるものだとすーさんは思っている。
世の中は変わってもトヨタは成長発展し続けている
一部上場の歴史ある大企業が倒産買収の目にあっている中、トヨタはいまだに成長発展し続け、世界のトヨタという地位を続けている。その本質はトヨタ生産方式だと確信する。
経営者から現場まで、一貫してこのトヨタ生産方式がしみついており、かたくなにやり続けているところに、トヨタの成長発展の原動力ではないか。トヨタももはや創業社長ではなく、後を継いだサラリーマン社長が経営をリードしていっている。崩壊した企業と何が違うのか?という真因を追求していくと、それは「人の想い」であったり「社員の思想」が一元化されているという事に尽きると思う。
トヨタ語録と言われるものがある。す~さんも大好きな言葉が多いし、今の零細ではあるけどPIAへ取り入れるものは取り入れている。眼で見る管理、標準化、真因(本質)追求なぜ5回。
そう、物事の問題点や、本質、真因を探るとき「なぜ?」を5回くらい掘り下げていくと見えてくる。人ってひらめきや自分の知識に頼りがちで、色々考えて一つの答えを出すと、そこで思考がストップしてしまい、上っ面の真因追及に終わってしまう事が多い。
そこをトヨタが5段階くらい「なぜ?」って掘り下げる。それも現場から経営トップまですべての社員が同じ思考方法が染みついている。この原点がまず違うという事。経営トップが変わっても、この思考方法が変わらない限り、企業は不変となる。
トヨタ語録の抜粋の紹介
トヨタが「現場」でずっとくり返してきた言葉 (PHPビジネス新書)
若松 義人 PHP研究所 2013-06-19Amazonで詳しく見る by G-Tools第1章 トヨタが「現場」を動かすときに使う言葉
資料は家にもって帰れるが、現場は家にもって帰れない。
現場は見たのか?
資料を紙量や死量にするな。
モノを「探す」のは仕事ではない。
ムダのなかで最たるものは「つくり過ぎ」である。
不良はみんなの見えるところに。
品質は工程でつくり込む。
想いを「見える化」せよ。
在庫は罪庫。
工場に飯を食わせてもらっていることを忘れるな。
改革はモデルラインから始めよ。
ムダは進化する。第2章 トヨタが「人財」を育てるときに使う言葉
人に優しく、人に易しいモノづくりを。
失敗のレポートを書いておけ。
いう通りやる奴はバカで、やらない奴はもっとバカ。もっとうまくやる奴が利口。
教えるときに、「わかったか?」と聞いてはいけない。
それで、何と何を自分の職場や仕事に生かそうと考えているんだい?
仕事は部下との知恵比べ。
教育と訓練は違う。
人間を機械の番人にするな。
トヨタ式は、人間の知恵のうえに立つものだ。
「人間性尊重」とは「考える力」を最大限に尊重すること。
モノをつくる前に人をつくれ。
自分を凌駕する部下を育てよ。第3章 トヨタが「チーム」力を上げるときに使う言葉
1人の100歩より、100人が1歩ずつ。
一緒に考えようや。一緒に考えれば、やれんことはない。
離れ小島をつくるな。
私たちが100点と思っていても、50点のものしかできないのだ。
人を抜くときは一番できる人を抜け。
社内(なか)でやれ。
情報を飼い殺しにするな。
前工程は神様、後工程はお客さま。
品物をバトンと思って渡しなさい。
タテヨコナナメの人間関係を築け。
バッドニュースファースト。
仕事は権力ではない。理解と納得である。
二階級上の立場で考えろ。
頼りになる親方になれ。第4章 トヨタが「改善」するときに使う言葉
自分の仕事が不要になるほどの改善をしろ。
「辛い」「しんどい」と感じたら、「どうすれば楽になれるか」考えよ。
改善したところをまた改善して、さらに改善する。
改善には変えていいものと変えてはいけないものがある。
白紙になってものを見ろ。
ヨコテンはしたのか?
昨日のことは忘れろ。明日のことは考えるな。
最大の報奨は、お金ではなく「聞く」こと。
改悪になったら、元に戻すことなく、さらなる改善を行え。
「標準」があるから改善か改悪かがわかる。
改善には順番がある。
風土となるまで、習慣となるまでやり続ける。
不変の目的があれば、改善は改革につながる。
改善は永遠にして無限である。第5章 トヨタが「知恵」を絞るときに使う言葉
知識はお金で買えるが、知恵はお金では買えない。
ゼロを1つ取って考えろ。
「安く買う」のではなく「安く売れる」方法を考えよ。
モノの値段はお客さまが決める。
「原価知識」ではなく「原価意識」をもて。
単位を変えれば、新たな知恵が生まれる。
不良は「率」ではなく「個数」と「金額」で報告しろ。
平均でものを語るな。
世界に目を向ければいいモノ、安いモノはいくらでもある。
自分の城は自分で守れ。
修繕と修理は違う。
算術ではなく、忍術で考えろ。第6章 トヨタが「なぜ」を問うときに使う言葉
なぜ見つからないのだ?答えは簡単だ。見つかるまで捜していないのだ。
「きく」には3つある。
目的は1つ、手段はいくつもある。
「なぜ」をくり返すことで、源流に遡って考える。
「微調整機能」を計画に織り込め。
「責任追及」より「原因追求」を。
カタログエンジニアになるな。
間違った規則は変えなくてはならない。
診断士ではなく、治療士になれ。
異論がなければ異論をつくれ。
ラインは「止まる」のではなく、「止める」んだ。第7章 トヨタが「実行」するときに使う言葉
100点を狙うな。60点でよい。ともかく進めよう。
百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず。
アイデアがあったら、まずモノをつくってみる。
今日のことは今日片づけろ。
遅れるのはダメだが、早過ぎるのはもっとダメ。
「がんばる」のではなく、みんなが「がんばらなくてもいい」ようにくふうせよ。
時間は動作の影である。
基礎工事を雨ざらしにするな。
目的と手段を混同するな。
機械は壊れるより壊すほうが多い。
必要なモノはなく、あるのはいらないモノばかり。
当たり前のことを当たり前に。第8章 トヨタが「WAY」を伝えるときに使う言葉
好況を切り抜けろ。
困らなければ知恵は出ない。
一にユーザー、二にディーラー、三にメーカー。
どれだけ失敗しているかが大切だ。
「仕事に行く」から「知恵を出しに行く」へ。
創意くふうは、ひらめきではなく科学である。
運を迎え入れる準備を怠るな。
「脱常識」を働かせよ。
「過去に繁栄した企業」になるな。
日本のモノづくりと雇用を守る。
良き企業市民たれ。
保険の業界にも使える事はいっぱいある
保険の業界のもこのトヨタ生産方式を導入できる要素はいっぱいある。特に一つ一つの語録を読んでみると、反省!なんて思える語録があるはず。そう、この語録の一つ一つに血のにじむような努力と膨大な時間と歴史がきざみこまれている。
くしくもSONYのファウンダーの盛田さんがよく言っていた言葉に、「保険もプロダクトだ!だから、お客様に選んでもらえるようなものを作れ!」おっしゃっていたのを思い出す。
保険とモノづくりは違うなんて思っちゃいけない。形のない「プロダクト」なんだとね!
こういう思想、トヨタ語録の思想が経営者から社員一人一人にしみ込んだ企業は
強い!
世の中変われど、今現在成長発展し続けている企業の本質を知り、真似して自社の物にする事こそ、「企業は無限」を実現する第一歩ではないかと思う。過去、時代に迎合し脚光を浴びた企業のノウハウは、現在のその企業を見てみれば、真似すべきがどうか?正しかったかどうか、結果をみれば一目瞭然だ。
トヨタの本質は変わっていない。なのに、成長発展し続けている。学ばねば・・・・
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by鈴木洋二
マンション総合保険の保険ソムリエPIA
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