1社巧妙な保険料値上げをしたマンション保険がある。頭いいな~~(^-^;
保険料改定にもいろんな方法があるが新手だ!
マンション保険の商品改定にもいろんな方法がある。過去す~さんが経験した保険料の改定方法は以下の通りだ。
近年のマンション保険の改定の方法
①保険料の料率を改定して一律保険料を値上げする
②保険料を築年数ごとに(築年数5年刻み)
③築年数1年ごとの保険料設定(1社のみ)
④保険料は据え置きで自己負担額を増額する(0→5万、10万20万~900万)
⑤無事故割引をする(値上げして無事故なら割引する、でも値上げ)
⑥建築単価を値上げする(1社のみ)
⑦マンションの管理状況による保険料設定(1社のみ)
大まかに上げると以上のような状況だ。
①~⑤のケースについては、値上げはいやだが、ま、理解はできる。
⑦のケースはとても理に適っている。
ところが、保険料値上げとはだれも気が付かないで、保険料を値上げした会社がある。それが⑥の方法だ。この方法は直接的に保険料値上げとはアナウンスされていないので、保険会社の営業も損害保険代理店(管理会社の保険部も含めて)も保険料が値上げされたという事に気が付かないと思う。
非常に巧妙なやり方で頭いいなって関心はするのだが、フェアではないかなと思う。
建築単価を値上げした場合の保険料への影響は?
マンション総合保険って、一戸建てと違って建物の値段がわからない。それでは保険金が決められないので保険料の計算ができないので困る。という事で、一般的に保険料を算出するために、保険会社で建物の値段を決めるために計算式を決めている。
建物の建築価格=マンションの総延べ床面積×県別建築単価
で建物の値段を決めて保険料の公平性を保っている。パンフレットには記載されていない会社もあり、目立たない計算式である。
延床面積はマンション固有で管理規約に記載されている数字が使われる。(不変)
県別建築単価は、年度別、県別、保険会社別に違う指標が使われている。この建築単価の算出基準については保険会社へヒアリングしたがあまりはっきりとした回答をいただけない。ここ4,5年で値上げした会社は冒頭の1社だけである。(変動する)
マンション保険を扱いだして10年近くになるが、この建築単価はあまり変動がなかった。ところがこの1年でこの建築単価を約15%くらい値上げした会社がある。各社の保険料の計算の基準って「再調達価格=マンション共有部の価格」が基準になっているところが多い。
再調達価格=建物価格×60% (マンションの共有部の建築価格:ほぼ各社共通)
マンション保険って保険の対象がマンションの共有部なのでこういう算出方法をします。
つまり建物価格が約15%値上げすると、自動的に再調達価格が約15%高くなるので、マンションの保険金も自動的に約15%高くなる。さらに保険料の計算テーブルが再調達価格を基準に設定されているので自動的に保険料が上がることになる。
これ考えた人って頭いいな~って思うのだけど。フェアなやり方じゃないよね。我々代理店に対してのアナウンスも、商品の改良しました。という事だったのだけど、確かに改良されたところはあったけど、保険料は実質値上げだったんだなという事がよくわかった。情報開示義務に抵触したやり方です~さんはこういうやり方は嫌いだね!
値上げは値上げと堂々と発表すればいいと思う。適正利潤をもとめる企業なんだし値上げは仕方ないと思う。こういう事が判明すると、企業モラル、企業のプリンシプル、顧客との信頼関係の根底を覆すことになるかなと思う。
商売の信頼関係って正々堂々、王道をいく事だとす~さんは考える。皆さんはどう思いますか?
byちょっとがっかりなす~さん
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by鈴木洋二
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