保険代理店の生き残りをかけてチャレンジ!損保業界の情報リテラシーは低い・・・・・お客様は高い!
情報リテラシーという言葉がささやかれだして30年近くがたった。保険業界も1996年の規制緩和以降、ようやく、業界全体が自由競争で動き出し、IT化が進んできたように思う。
ハードソフトは進んだが、保険業界に所属する人たちの「情報リテラシー」はどうなのか?
情報リテラシーとは何か?
情報リテラシーと言ってもなんのこと?
と聞かれそうだ。単にスマートフォンを持ったり、携帯PCや端末を使うという事が情報リテラシーではない。
情報リテラシーとは?(ウイキぺディアより抜粋)
情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力と同時に、情報機器を使って論理的に考える能力が含まれている。”情報=IT”との連想やインターネットの利用時において情報リテラシーが要求される等の理由から、しばしばコンピューターリテラシーと混同される。しかし、以下に定義されるように、本来必ずしもコンピュータと直結するものではない。
つまり
- 情報に対するニーズを認識し、必要とする情報の性質と範囲を決定できる。
- 効果的に、そして、能率的に必要な情報を見付けられる。
- 批判的に情報や情報探索過程を評価できる。
- 収集した情報や自らの研究などから生み出された情報を管理できる。
- より重要で新しい情報を適用して新しい概念や新しい理解を生み出せる。
- 理解しながら情報を用い、情報を用いるということの周囲にある文化的・倫理的・経済的・社会的な問題を認識できる。
という事
日本ではどのように解釈実行されているかと言うと
日本では情報リテラシーとは情報機器を活用して情報社会を生きていく能力といったニュアンスで使われているようである。
米国の情報リテラシー(以下「インフォメーションリテラシー」とする。)と日本で考えられている情報リテラシーには相違部分が以下のように見られる。
- 「情報の検索」インフォメーションリテラシーは日本の情報リテラシー概念に比べ情報の検索に重点が置かれている。
- 「情報の評価」インフォメーションリテラシーの中心概念の一つで日本の情報リテラシーにはあまり見られない視点である。
- 「利用の文脈」日本の情報リテラシーが、その能力が活かされる領域を具体的に設定していないのに対し、インフォメーションリテラシーは生涯学習の色が濃く現れている。
- 「技術と操作」インフォメーションリテラシーでは、技術や個別の操作的事項の教育のウェイトが低い。
したがって、情報リテラシーの日本的概念は以下のような6つの要素からなるものと考えられる。
1.情報の発生、流通、収集、組織、利用のプロセスあるいはシステム
2.情報を探し出し、入手するためのシステムとサービスの利用法
3.図書館を含む多用な情報チャンネルと資源の有効性と信頼性を評価する方法
4.自分の必要とする情報を収集し、加工し、保管するための基礎的技能
5.成果発表の方法
6.広く情報に関する諸問題(著作権、プライバシー、情報公開等)を理解出来る知識
保険業界のIT化は進んだが情報リテラシーは生保が一歩リード?
ソニー生命に入社したころはまだまだ「レイトブック」という、保険料の単価一覧表の分厚い本をもって営業活動していた。ほんの22年前の話。お客様からニーズを聞いて保険設計するときに、1000万円の死亡保障なら、1000円の単価表があり、電卓でいちいち計算して保険料を計算していた。
当然のこととして、時間もかかるし、間違いも多い。
その年に、PC版の保険料設計システムがリリースされたので、へなちょこ社長は早速ダイナブックの携帯PCを買って、お客様の前でリスクマネジメントでポートフォリを計算し、グラフで見せて、保険設計して提案していたものだ。さすがに携帯用のプリンターがまだなかったので、オフィスに帰りプリントアウトした。
今や生保営業や尊保紙業も携帯端末は当たり前の時代になってきた。が、損保の業界はここ4~5年の出来事でかなりITかも遅い。PIAの創業期にも、損保業界はまだまだ手書き、手集金全盛の時代だった。IT化が進み、ついてこれない多くの損保マンが業界を去っていった。
IT化が情報リテラシーとは違うと行くことはご理解いただけたと思う。でも、なんとか情報リテラシーの入り口あたりまで来たのではなかと思う。
義務教育でプログラミングを習う時代、エクセルやワードは当たり前・・・
義務教育+高校教育の現場では、もはやエクセルやワード、パワーポイントは当たり前。プログラミングも授業に組み込まれる時代となった。劇的な世代交代が10年で行われようとしている。
情報リテラシーの原点、情報を取り扱う技術・教育は格段に進歩している。取り残された40~50代以上のガラパゴス世代はどう対応していくのだろう?
情報の検索、評価、利用の文脈、技術と操作は格段に進んできている。
インターネットが情報リテラシーのインフラとなった現代において、対応できる人間であるかどうかという事が大事。いまや、流石に商談の現場に「そろばん」をもって現れる営業はいない。情報リテラシーがないという事は、つまり「そろばん」で今の時代を渡り歩いているのと同じ。
誰も相手にしてくれなくなるのは歴然そした事実だ。
生命保険のキーワードで検索すると2000万件のヒット、損害保険で検索すると1000万件のヒット。情報リテラシーの差は歴然としている。検索もしないし、SNSで情報発信もしない。つまり、インターネットの世界では、損保マンは幽霊、つまり在しないのと同じことを意味する。
情報リテラシーの高い世代が台頭してきた時代の保険会社の在り方は、より質の高い情報発信、よりタイムリーな情報発信が必須となってくる。保険会社間の差別化は、消費者志向、時代に即したの商品開発と情報発信力その物になってくると予測される。情報発信力が企業間格差となることは間違いない。
代理店は保険会社の後追いしていれば大丈夫!は危険!
保険代理店も情報発信力を強化するのと、商品構成をそうするかが今後の生き残りの重要なポイントとなってくる。
1.自社のサイトを持っていない。
2.SNSによる情報発信をしない
3.商品構成を考えていない(自動車保険、生命保険は苦手)
と考える損害保険会社に未来はない。未来って何十年という単ではない。ここ10年で損保業界は劇的に変わらざるを得ない状況にある。
つまり
1.少子高齢化=マーケットの縮小
2.自動車保険の激減(自動運転車の登場)
3.ショップ販売が訪問販売を駆逐し始める。
ということ
損害保険の一番でっかい代理店は、ショップ系の企業になりつつある。都会と地方では差があるとは思うが、この潮流はもうだれにも止められないところまで来ている。いくら、国が規制しても、お客様がショップを選択する=お客様が代理店を選択する、そういう時代に突入した。
隣の代理店がやっているから大丈夫!
保険会社が言う通りやっていれば大丈夫!
なんてことはこれからは起こらないのです。自分たちの会社は自分達で守っていく時代になったということ。企業存続をかけてチャレンジしない代理店に未来はない。
あなたの会社は大丈夫?
貴方は大丈夫?
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by鈴木洋二
マンション総合保険の保険ソムリエPIA
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