管理会社と管理組合の理事会での密談、フィクションです!こうしてマンション総合保険はダメになる!
ある時、都内の理事会での理事長、理事たちと管理会社担当者の密談!こんな感じでマンション総合保険はめちゃくちゃになってしまうという仮想のお話です!
ある理事会での検討内容
なんて議論が行われたかどうかは定かではないが、密室で、比較検討もしないで、過去3年前と8年前の理事のメンバーの検討、決定がわずか15分で管理会社主導のひどい保険に逆戻りした瞬間です。
保険の見直しをするときは理事会を何回も重ねて時間をかけるのですが、壊すのはあっという間ですね…
マンション総合保険の解説
このマンションは以前の見直しで管理組合が延べ床面積を間違っていたため、理事のメンバーとPIAで倉庫を探しまわって、面積を確定し、見直した結果、保険料を払い過ぎていたために、保険料を戻してもらった経緯があります。その時理事のメンバーから管理会社も変え棟というような話もあったのですが・・・
理事会の検討で問題な点は何か?
問題点1 集会室や、駐車場、駐輪場などその他の付帯設備を評価基準から外してしまった事
・小規模の保険事故の場合は現状と変わらない場合があるが、大事故の場合は第3者が
査定します。その時、評価に付帯設備が含まれていないという事がわかれば、保険金
が支払われません。それに再計算して不足分の保険料の支払いを求められたり、保険
の解除もあり得ます。保険金支払いはとにかくもめます。
問題点2.付保率を60%に落とす事
・建物全体の約20%にしか保険が掛けられてない事になる。
大事故が起こった場合、保険金不足になる可能性大。
問題点3.管理会社の情報を一方的に信じ、確認しなかった事
・管理会社の言う意事は本当なのか?
・以前に問題を起こした管理会社なのだけど、理事は誰も知らない。
・管理会社担当者も保険会社担当者も成績を上げるためになんでもします、何か起こった時は担当が
変わってしまっていないので無責任な方もいるという事を認識して、確認作業を行うことが大事。
マンション総合保険の仕組み
マンションの建物の価格を10億円とすると
マンション総合保険は共有部分(建物の60%)に契約する保険なので対象部分は6億円
管理会社はこの6億円に60%をかけたつもりになっています。
つまり
3億6000万円の保険金がかかっていると勘違いしています。
PIAの計算は共有部分の評価額を6億円の±30%で設定してもいいという事で4億2000万円に設定しています。
管理会社はこの4億2000万円に60%を掛けてしまって、
結果的に2億5200万円の保険金を設定してしまったということになります。
つまり
10億円の建物に2億5200万円しか保険金が設定していないことになります。
建物の25%にしか保険が契約されていないことになっているという事を誰も認識していないのです。
1級建築士のお話では、建物はその価格の30~60%の修理費用が発生してしまうと、ほぼ全壊で住めなくなるとい割れています。
つまり、10ク円の建物だと、3億円から6億円の修理費用が発生する可能性があるという事です。
マンション総合保険い詳しい人がやらないと、こういう恐ろしい事がたった15分位で決議されれてしまうんですね!
理事会が見落とした検討内容
1.過去の検討推移を聞かなかったこと
2.情報を管理会社からの一方的な情報だけで確認を怠ったという事
結果この状態が延々と続くことになるのです。折角8年前に正常な形に戻ったマンション総合保険、残念ですが、これを是正する機会はもう二度とないでしょう!
後は大事故が起こらないようにお祈りするだけです。
知らない事は恐ろしい事だと思います。
もしPIAに声がかかればなんとかなるかと思うのですが、理事会で決済されたあとでは、何ともなりません。
というようなフィクションでした。
信じられますか?あなたの管理組合でも行われているかもしれませんよ!
こういうことが起こらないよう、PIAは管理組合運営の一貫性を維持するためにも、オブザーバーの導入をお奨めしています。
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マンション総合保険の詳細は
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マンション総合保険の概略は
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by鈴木洋二
マンション総合保険見直し(管理組合の火災保険見直し)の保険のソムリエPIA
医療保険がん保険の保険のソムリエPIA、保険のソムリエサポートセンタ-
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