生きづらい環境になると、居心地のいい場所を求めてさまよう!生き残れるかな?
ここの所総合保険代理店として徐々に生きづらくなってきた。1996年の規制緩和を受けて、乗合代理店(生保の複数の保険会社の商品を扱う代理店の事)が世に出た。一社専属の保険販売から、SONY生命のOBたちが、複数の保険会社を扱い、お客様の求めに応じて選択して組み立てるという企業が乱立し、ショップ販売(来店型の販売手法)へと落ち着いたように見えたが、壁にぶち当たってしまった。
ショップ販売とコンビニの違いは何か?
コンビニエンスストアは「便利さ」を売りにし、街の情報発信基地、街のランドマーク・道しるべ、街々のトイレサービス基地、街々の安全スポットとしての存在意義を確立した。街にコンビニがあるのは素敵だ。生活拠点の近くにコンビニはインフラとなってしまった。
いまや銀行さえも、その多くをコンビニにその業務を奪われつつある。ぴあなどのチケット販売もコンビニにその地位を侵食され始めている。保険さえもコンビニで販売され始めている。街が、人がコンビニを必要としている。生活の一部として溶け込んでしまった。日本のような過密都市ならではの存在意義だ。これはつまり、東洋でもインフラとなるに間違いない。中国も、韓国も、シンガポールもタイもインドも、今に日本のようにコンビニが街のインフラとしての発展をするとす~さんは予想している。(過密都市だから・・・)
さて、保険のショップ販売はどうか?というと、保険のショップ販売は残念ながら、生命保険と損害保険だけの販売で、街にあってもなくても影響がない。常に人が張り付いていなければならない。経営形態は、コンビニのようなフランチャイズ方式を取っていて、一時期は伸びてて、売り上げ(契約)を伸ばしてきているが、企業全体としてはそう見えるが、一店舗当たりの売り上げは急降下をたどっている店が多いと聞く。
保険ショップの商圏ってどれくらいを想定しているのか知らないけど、コンビニのように商圏半径500mなんてデータやPOSデータのような販売分析は行われていないのではないだろうかなと思う。ショップって保険しか売れない仕組みなんですね。コンビニのように食品やトイレタリーは売っていないので、店舗としての効率、生産性はいまいちなんだろうなと予測できる。
つまり、未来はないという事になる。店舗費用と人件費の固定費は確実に正比例だから・・・
今やベンチャー企業のショップの株主は保険会社!
業界紙を紐解いていくと、ベンチャー企業として展開を始めた乗合代理店や、保健ショップが、今やその株主が保険会社だってことを知っているかな?金融庁の規制強化や、体制整備の導入により、保険代理店は、代理店のコストアップを余儀なくされ、さらに手数料の削減も加速されるため、今以上に経営環境が悪くなり、利益を出せない構造不況業種となってしまった。そして株主が保険会社になってしまった。一昔前の「紙」や「繊維」の業界と同様の構造不況業種の仲間入りをしてしまった。
【代理店の経営圧迫の要因】
保険料は安くなる。
手数料率・額ともに下がり続ける
販売コストは上がるり続ける
体制整備で固定費の増加
新入社員の激減(後継者不足)
の五重苦で年々経営環境が悪化、そのせいもあり代理店数は年々減少傾向にある。特に損害保険業界はH28年、減収となってしまった。来年自動車事故の減少を受けて損保業界の参考純率の見直しで、業界売り上げの50%を占める自動社保険料は下がる、下がり続ける。自動車の急激な進化により事故を起こしにくい車の入れ替えが進むに従って、保険料が下がり続ける。
それに相まって60歳以上の3000万人が順に免許証を返上し始める。地方は車が生活のための移動のすべだから遅くなると思うが、都会から順に急速に車の所有者が減少に転じ始める。損害保険代理店は減収減益が続くと予想される。特に減収だと損害保険業界は、毎年の代理店評価で点数が減ってくるので、代理店自体の減収プラス、査定の点数減少のダブルパンチで収入が減ることになる。
生きづらくなってくるな・・・・・・
居心地のいい場所はどこかあるのかな?
す~さん思うにこの業界にとどまると仮定して居心地がよくなるのは、ただ一つ。保険会社が居心地のよくなるような手数料体系を再構築することしかないように思う。
売り上げを上げてもこうなるのだから・・・・
体制整備が施行されたにも関わらず、手数料体系は、体制整備以前のままである。さらに手数料を削減してきた保険会社もあり、時代の流れに逆行しているように思う。企業としての代理店には大打撃。家内工業的な代理店は現状からあまり変わらないだろうけどね・・・(^-^;
他の業界であれば、色々と工夫してコスト削減も可能だが、金融業界の一員としての縛りがある為、それもままならない。いくらコスト削減しても、それ以上に保険会社の代理店評価によって大幅に手数料がカットされてしまう。保険会社の言うように経営したとしても減収ならば手数料は添れに倍加して下がる仕組みがある以上、焼け石に水。
損保業界は専属代理店が90%以上を超えるが、現在の状態が継続すれば傘下の代理店が疲弊し、結果的に保険会社の衰退につながる可能性が大きい。代理店経営ができない手数料体系が変わらない限り、業界の成長発展はない。もし、変えた保険会社は飛躍的に業績を伸ばすに違いない。
居心地のいいところって
手数料率・額が代理店の販売力で決められる事
自由な販売形態がとれる事
営業は結果がすべて、それは増収増益とシンプルに考えてくれることプロセスは関係なし
の3点に尽きる。す~さんは、いつまでも、日本の教育のようにオール5がすべての販売体制は止めた方がいいと思うな。新規契約取れる代理店の育成が今の損害保険会社にとって必要なんじゃないかなと思うけどね・・・・
保険代理店の居心地のいい場所への避難は可能か?
す~~さんが考える、保険代理店として居心地のいい場所は今の保険業界であるだろうか?と日夜熟考した結果、一つだけあるのが分かった。知りたい?
それはね、秘密なんです。(^_-)-☆
今のPIAはマンション総合保険専門で、生保を少し増やしながらどこまでやれるかなって事で進んでいる。いつまで続くかわからないが、取り敢えずいけるとことまでは行ってみようかなって思っている。
生きずらい業界だね・・・・(^-^;
by珍しく熟考のす~さん(へなちょこ社長)
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by鈴木洋二
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