マンション保険の水濡れ事故の原因8つとその対処方法!加害者と被害者で違う・・・・
マンションにお住まいの方の事故で、「水濡れ事故」についてお悩みの方が多い様だ。そんな事故は注意していれば起こらないよ!と思われるかもしれませんが、マンション保険の事故のなかではトップクラスの事故原因となっています。
特にマンションの場合上階から下の階への水濡れと言う事で、「加害者」と「被害者」との調整に苦労されている住民の方、管理会社、管理組合も多いいとききます
マンション保険、マンション総合保の「水濡れ事故」についてひも解いてみます。
保険事故の基本的な考え方は?
保険事故についての考え方は補償の種類が多岐にわたっているため
何が原因で?
どこが
どうなった?
の3点をまず特定することが大事になってきます。この3点で、補償対象に使う保険が変わってきます。
水濡れ事故のタイプ
たんに「水濡れ事故」と言っても色んなタイプがあり、それぞれ使われる保険が違ったり、事故処理の方法が変わってきます
水濡れ事故には次の8タイプに分類されます
①管理組合の施設(配管、施設等)の老朽化、故障によるによる水濡れ
②上階の方のうっかり事故による階下への水濡れ
③上階の方の専有部の配管の老朽化による水濡れ
④自分自身による区分所有個所に対してのうっかり事故による水濡れ
⑤火事の消化の為の水濡れ
⑥雨漏りによる水濡れ
⑦台風の風で窓ガラスが割れ、雨が吹き込んできた水濡れ
⑧台風の風で看板が飛んできて窓ガラスが割れ雨が吹き込んだ水濡れ
⑥番の
単純に雨が降って雨漏りがした時の水濡れ事故に対しては、現在すべての損害保険会社は補償の対象外となっています。
水濡れ事故のタイプに対応する保険、特約
上記の事故対応について、対応する保険は5つ
①管理組合契約のマンション保険の特約(風災、物体の飛来、破汚損等)
②管理組合契約のマンション保険の個人賠償責任保険
③専有部の火災保険の水濡れ事故特約
④専有部の火災保険の個人賠償責任保険
⑤個人で契約の個人賠償責任保険(カード、自動車、単体での契約など)
以上の保険で補償されるという事になります。
水濡れ事故の対応方法
水濡れ事故8タイプに対して、保険事故の処理方法は大きく3つに分類されます。
保険事故の3つの処理方法
①管理組合の管理責任による補償
②専有部の施設にの管理責任による補償(専有部の排水管等)
③「加害者:上階の方」と「被害者:下の階の方」との賠償による補償
①の場合の保険事故処理の方法は、管理組合が責任をもって保険の範囲で事故処理されます。
②③の場合は個人賠償責任保険で上階の方と、下階の方との示談交渉となりますので、基本的に損害保険代理店、管理会社と管理組合は対応出来ませんので、当事者での話し合い、もしくは弁護士を交えての交渉となります。
自動車保険と違い、示談交渉の調整に対しては弁護飯以外の者がしてはならないという法律になっています。ですから、保険代理店も管理会社も管理組合もタッチできません。「示談交渉付」という「火災保険」や「個人賠償責任保険」もありますので、契約時に比較検討する重要項目としてチェックされることをお勧めします。
概略は分かったが私の場合はどうなのか?
マンションの水濡れ事故についての概略はよくわかったが、「私の場合はどうなるの?」とお思いの方が殆どかと思います。冒頭でも述べたように、保険事故は事故の種類が多岐にわたっているため
何が原因で?
どこが
どうなった?
によって事故処理の方法、保険金請求の方法が変わってきます。
次のブログで水濡れの8つのタイプについて、詳細をシリーズでひも解いていきます。
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by鈴木洋二
マンション総合保険の保険ソムリエPIA
医療保険がん保険の保険のソムリエPIA、保険のソムリエサポートセンタ-
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