マンション保険の値上げ後の10月以降(2019年)保険料、補償内容の傾向と対策について!!
10月のマンション保険改訂の概要
2019年10月から損害保険各社一斉にマンションの改定が行われる。全般的な改定の内容については
①保険料が火災保険の部分についてはほぼ20%~40%の保険料値上げとなる。
・今マンション保険を単年度で契約しているマンションは希少価値でほぼ100%5年契約だと思う。5年前の改悪のマンション保険の保険料の5年ごとの設定はそのままなので、10月以降に契約更改を迎えるマンションで築25年未満の場合は、保険料が5年ごとの値上げ約15%+今回の保険料の改定約20%のダブルパンチでの見積書提出になる為、保険料見てびっくりされることと思う。
・10月以降満期を迎える築25年以上のマンションは保険料が200%、つまり倍、3倍以上になるのが普通になります。こえれは冗談ではなく事実です。
②10月以降のマンション保険は「無事故割引」がトレンドになります。
マンションの管理状況に合わせた、マンション管理適正化診断で保険料を提示する日新火災のマンションドクター火災保険以外のA社、S社、T社、M社の4社すべてが「無事故割引」を採用しました。査定機関が、1年とか2年の差があり、その無事故の割合は各社各様で、事故件数の割合や評価についても各社各様なのです。ますます、一般の方にマンション保険の見直しは不可能になります。
その割引の割合も、東京海上のように最大50%もあるような大胆な会社が現れました。
③日新火災以外は、築10年未満のマンション重視で保険料を安く設定しており、築10年以上のマンションは割高な設定となっています。さらに築25年を超えるマンションにつては異常なくらいの保険料割高です。
マンション100年を考えた時、保険料負担のバランスが再興される時期に来ているような気がします。人生100年、ヨーロッパのようにマンションも築100年が普通の時代に突入しようとしている。その時のあるべき保険料を再考してほしいものです。
④S社がようやく保険金決定時の時代遅れな付保率の概念をすて他の4社のように保険金を直接入力できるようになった。
これで付保率って言葉使う人が減ると思うな。ただ、相変わらず試算ソフトがExcel仕様なので非正規の契約が蔓延、増加するのはS社が一番になるのは間違いない。N社、A社、M社は保険会社ホストで直接試算するようになった事、T社は専用のソフトで計算されるのでイレギュラーアラームとロックはしっかりしているが、S社の場合、壁芯、上塗りの基準の明確な記載とアラームがないため、慣れた管理会社の保険部の方はいいとして、なれないS社の営業や、一般の代理店の方が使用すると保険料を下げるというだけの為に、イレギュラーな契約が増加すること間違いなし。
げんにへなちょこ社長が参加するマンション保険のコンペでよく見かけるのがS社のイレギュラーな提案。代理店の方が大丈夫ですと断言するのでなんともはやです・・・
管理組合様がいい迷惑だと思う。最悪解除、計y白内容修正や追加保険料の徴収なんてことも可能性は「0」ではない。大勢のマンション住民の命がかかっているのだから、もう少し真剣に勉強してほしいものです。
補償内容について
①自己負担額が「0」を各社選択できるようになりました。
かたくなに自己負担「1万円」を設定していたM社が「0」の選択を可能にしました。これでマンション保険の自己負担「1万円」の自動付帯はT社だけになりました。無事故割引50%を設定する大胆さに反してこの自己負担「1万円」は何ともみみっちく、時代遅れの感が否めません。
②「管理組合役員賠償保険」がT社以外すべての保険会社で選択可能となりました。
時代の流れですで。先鞭をつけた日新火災の先見性は素晴らしい。
③日新火災のマンションドクター火災保険に損害保険各社の商品がそろってきた。
つまり5社比較がとてもしやすくなってきたという事で、ますます商品格差、保険料格差が明確に把握できるという事になり、商品力でお客様、つまりマンション管理組合様の選択眼がシビアになるという事。これからもマンション保険はまさに、保険料+商品力の勝負(つまり商品力)になってきたという事。
保険会社の狙い
保険事故の少ない築年数10年未満のマンションと契約を確保したいという意思があからさまになったようだ。PIA作成の保険料試算一覧表から垣間見える。
マンションの管理状況によって保険料を提示するという、日新スタイルに準じたシステムはまだ導入の気配はない。上記の無事故割引についても、管理組合の自己申告で検証するものは何もない。保険会社は管理組合様の性善説による自己申告によっている。何だか随分いい加減なようだが、「告知義務」は管理組合様にあるという正論なのだけど、どこまで検証されるかという点で大いに疑問を感じる。問題が起こらなければいいのだけどね・・・・
10月以降のマンション保険、保険会社の傾向
各築年数による、新旧の保険料計算。事故あり事故なしの保険料計算を、4人がかりで2日間PIAで敢行しました。いまこのPCの中にデータとして入っています。誰に見せるわけでもないのだが、この保険料を見ただけで、10月以降の保険会社の動向がへなちょこ社長にはわかるのです。
M社と、A社は保険料がイコールになって来ました。もう少し保険料を下げてくるのかなと思ったけど、築25年以上は少し抑制されたが、全般的には高額の保険料で特赦な契約をしている管理組合以外では5社比較の中で選択されない確率が高い。
一番中途半端だったのがS社。10月以降は大苦戦すると思う。3社目の脱落になる可能性がある。特に3社比較(S社、T社、N社)では、全滅する可能性あり。見事に中途半端な保険料設定になってしまった。残念だ。
10月以降のマンション保険、当分はN社、T社2社の独壇場になりそうだ。マンション保険分野で生き残るのは東京海上グループになりそうだな、生き残ったところにメリットが生まれる。時代が証明している。近欲(ちかよく)な自己中の商品戦略しか提示できない、マンションとともに、マンション管理組合によりそっていけない企業は、業界から淘汰されるだけ。
今や、商品はお客様が選ぶ時代になった。その扉を開いたのがマンションドクー火災保険だとへなちょこ社長は思っているよ。
ちょいと気が付いたこと2点
<その①> 改定後の10月以降に・・・
保険料の一覧表を作成していて気が付いたことが一点ある、それは10月以降の改定後のT社の事故なしの築4年目、何だか保険料が異常に安い。再確認したが間違いないそうだ。事故なしのM社の保険料の半分くらい、圧倒的に安い。他の3社を凌駕する安さ。事故なしのマンション管理組合の方チャレンジしてみてはいかが?
<その②> 改定前の9月までに・・・
マンションドクター火災保険でご契約されている管理組合様。当初は特約に免責ついていたり、新しい特約が付いていなかったり。適正化診断は3年有効なので、切れる前に解約契約しなおしで切り替えるといいですよ。PIAでも数社に提案中。適正化診断の査定も厳しくなったので、なかなかSランクが取れない。保険料も20~30%上がるので切り替えたほうがいいと思う。
PIAはチームで活動、体制整備後企業へ脱皮
【チームPIAは】
マンションライフ快適に
マンションの資産価値向上
日新火災のマンション管理適正化診断は必須
5社比較
なのです。
【PIAスタイル】は
圧倒的なスピード
圧倒的な提案力
圧倒的な対応力
圧倒的な生産性
大事な人を大事にする(家族も社員もお客様もね!!)
この5つがPIAスタイルの基本!!
いち早く、個人事業主中心の損保業界から、固定給で普通の企業へ脱皮を図りました。
ずっと、ずっとマンションにより添うために・・・・・
by 大忙しの へなちょこ社長
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by鈴木洋二
マンション総合保険の保険ソムリエPIA
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