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車が自動運転になったら、世の中はどう変わるのか?

    
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ドトールから歩いて帰っている時に山下さんと話していて、世の中の車が自動運転になったら、確実に事故が減るよね~なんて話していた。そうなると、自動車保険ってどうなるんだろう?なくなりはしないだろうけど(人身事故の確率は少しある)自動車保険の保険料は極端に安くなるだろう!製造者責任は増すんだろうな!・・・・

 

 

衝突しない自動ブレーキの車が販売され始めて2,3年がたつが、自動車製造各社、Googleなんかも参入して運転者が要らない自動運転の車の開発が急ピッチに行われ、国によってはもうテストされている都市もあると聞く。ガソリンから電気になり、運転が自動になる。この開発スピードは異常なほど急ピッチで加速されている。もう現実のものとしてとらえなければいけないだろう!

 

 

さて、車社会で車の運転が自動化された場合、事故は激減する。今でも事故の大半は人の不注意が原因と言われている。そうなってくると世の中としては事故がヘリ死傷者が減るので、大歓迎!しかし、損害保険業界は保険料が安くなり、マーケットが急速に縮小される。19万人ともいわれている、損害保険代理店営業は完全に生き残りをかけた淘汰が行われるのは当然の結果だろう!

 

そういうことを踏まえて、今の車中心とする損害保険の代理店ビジネスモデルは崩壊する。保険会社も、売り上げが減少するから当然人員の縮小を余儀なくされるし代理店への報酬も減少せざるを得ない。ゆるやかな縮小ならいいが、その変化は急激に起こりそうだ。

 

今、損害保険代理店に求められている新しいビジネスモデルは今年度から施行される、「体制整備」=「保険代理店営業のサラリーマン化」 に加えて企業経営の効率化、規模の拡大を迫られる。今までと同じ経営体制ではやっていけなくなる。保険会社ですら売り上げ構成の約50%が自動車保険料だから、保険料が半額になれば、売り上げの25%がなくなってしまうという事になる。

 

損害保険代理店はさらにひどく、自動車保険の構成比が90%以上という損害保険代理店も珍しくない。そういう代理店は保険料が半分になれば、45%の売り上げダウンになる。経営自体が成り立たなくなるのは明白だ!

 

今から、新しいビジネスデザインを考えて早急に準備していないとまに合わなくなるだろう。

 

今まで1000万円の収入があった営業が500万円の収入になるという事だ。経営者としてもビジネスデザインの再構築、新規ビジネスへの取り組みを早急に考えておくべき時代の変化なんだろうなと思う。

 

車の運転の自動化は、そういう損害保険業界に変化をもたらすという事なんですね!

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